大学受験に強くなる教養講座

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 大学入試における英語・現代文・小論文で出題されるテーマは、すべて「現代」を切りとったものであり、その意味で、それらは「三位一体」です。そして、それはそのまま、大学入学後に求められる必要最低限の「教養」でもあります。大学受験とは、その大学学部で「学問」をしていくことができるかどうか、その準備ができたかどうかを試すものです。この本では、受験評論に共通するテーマである「現代」を、6つの角度から考察することで、「大学受験の準備」=「知的バックグラウンドの構築」を目指しました。現代社会を俯瞰する入門書として、大学受験生のみならず、多くの一般読者を得ています。帯には、今をときめく内田樹先生から、「大学院の英語入試の出題委員になったときに、カール・ポパーとグレゴリー・ベイトソンを選んだ。どちらも横山さんは「試験によく出るから読んでいくといいよ」とこの本で書いている。ベイトソンの方はピンポイントで出題箇所まで当てられてしまった。なんかすごく悔しい」という推薦文をいただきました。

  • 新書: 191ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/11)
  • ISBN-10: 4480687971
  • ISBN-13: 978-4480687975
  • 発売日: 2008/11